注意:くだらない記事は飛ばして本題に行きたい方はここをクリック
売ってないでー!
マスクも除菌スプレーも、しかもキッチン用除菌スプレー までもが売っていない!
コロナウイルスの感染者が全国的に増え、いよいよ本格的に対策しないとやばいかなと
マスクは自作で
マスクも手持ち残り僅か、対策どうすれば…、そか!Google先生に聞いてみる
Google検索で「マスク 自作」でたくさん出て来る、出て来る、さすが!
除菌スプレーも自作で
で本題、除菌剤を自作できないかなと調べてみました、Google先生 お願い!
「コロナウイルス 対策 適した 消毒薬」
出ました!
コロナウイルスへの対策として推奨されているのは、アルコール系の消毒薬…成分は
エタノール
いちばん手指消毒に向いているのは濃度80%前後のエタノール
イソプロパノール
70%以上の濃度でコロナウイルスに効果的だが、匂いがきつくしかも脂を落とす作用が強くて手や肌荒れ起こす原因となり安全面で欠点のあるアルコール…、無理だ肌弱弱の俺には使えん
エタノール買いに薬局へ
見事に売ってない!さすがに皆さん情報収集が早い…、どうすれば…、
代替え品を探す
「エタノールが入ってりゃ良いんだろ」的な考えで代替品を探す
そこで思いついたのは「リセッシュ」や「ファブリーズ」などの消臭スプレー、確か除菌って書いてあったなと思いまたまた調べる
「リセッシュ」
成分:両性界面活性剤、緑茶エキス、除菌剤、香料、エタノール
「ファブリーズ」
成分:トウモロコシ由来消臭成分 、 除菌成分 、 水溶性凝集成分 、 香料 、 水
Quat(クウォット)???
最近の消臭除菌スプレーには除菌成分Quat(クウォット)が広く使われているそうですがこの Quat(クウォット)って???⇒なんかやべぇ奴みたい
まあ記事中に「塩化ベンザルコニウム」って書いてあったので、またまた調べる
・アルコールではない成分
・コロナウイルスへの効果が認められない
・エタノールに比べて劣っている
「リセッシュ」をもっと調べる
成分にエタノールを含んでいる「 リセッシュ 」をもっと調べて見たら全体的なものではないがこんなもの見つけた「 リセッシュ除菌EX 消臭ストロング 業務用 安全データシート 」まあ見て貰えばわかるのだが
【3.組成、成分情報】 の項目で
「成分及び含有量 エタノール 非公開」となっている、これじゃどうしょもないな…んっ、
見つけましたよ手掛かり!
【9.物理的及び化学的性質】 の項目内で
「引火点 : 54.5 ℃ 」と書かれているのでこいつとエタノールの引火点を比べる
エタノールは引火点が低く、非常に燃えやすいのが特徴で下記が引火点の濃度だ!(wikiより)
wt % | 引火点 |
---|---|
10% | 49 °C (120 °F) |
20% | 36 °C (97 °F) |
30% | 29 °C (84 °F) |
40% | 26 °C (79 °F) |
50% | 24 °C (75 °F) |
60% | 22 °C (72 °F) |
70% | 21 °C (70 °F) |
80% | 20 °C (68 °F) |
90% | 17 °C (63 °F) |
96% | 17 °C (63 °F) |
表からするに10%以下なのかな…、使えないね…、あきめるか…、…そういえば…、
無水エタノール家にあるじゃん!
やっと本題なんですが、普段色々な電気回路基板を掃除する時に使う「無水エタノール」を常備してる事を思い出し、「無水エタノール」でなんとかならんか考えて見た、まあ普通の人は「無水エタノール」なんて家に常備なんてしてないだろうからそれほど参考にならないとは思いますが、もし私みたいに 「無水エタノール」を常備してる人(どんな人だろう?)かワンチャン薬局でまだ残ってるかもしれないから、手に入れた人なら割と簡単に作れます
ちなみに「無水エタノール」と「消毒用エタノール」の違いは単純に濃度の違いです
「 無水エタノール 」⇒99.5vol%
「 消毒用エタノール 」⇒76.9~81.4vol%
そうです 「 無水エタノール 」 を薄めりゃ良いんです
レシピ!
準備するもの
・無水エタノール:500ml/1500円くらい(お手持ちか薬局、ホームセンターで)
・精製水:500ml/100円くらい( 薬局、ホームセンター、Amazonで)
※水道水や天然水は多少のミネラルが入っているので、ミネラル分が残ったり、長く持ちませんのでお勧めしません
・スプレーボトル: 100均などで売っている空の薄手のスプレーボトルではなくしっかりした物を強くお勧めします
・メジャーカップ:量りです、しっかり量れるものにしましょう
消毒液を作る!
1.スプレーボトルを良く洗い、きちんと乾燥させます
2.濃度80%前後のエタノールが一番良いと言われているので分量を量ります
100mlを作る場合は、
・無水エタノール:80ml
・精製水 :20ml
3.それぞれをスプレーボトルに入れ良く混ぜます
無水エタノールを扱う際には注意が必要です!
高濃度のアルコール液なので、下記のことに気を付けてください
・表にもありましたが引火しやすいので火のそばで使わないでください
・蒸発しやすいのでフタをしっかり閉めて、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください
・一度に大量に扱わないで下さい
・その他使用上の注意事項をよく読んで扱って下さい
最後に
すいませんあんまり役に立たなくて、私のように基板や回路掃除に「無水エタノール」を常備してるひとなんてあんまりいないでしょう、
でも「無水エタノール」ならまだ手に入る可能性があると思うので色々探してみてはいかがでしょうか、「精製水」は今の所すぐ手に入るようなのでゲット出来たら是非お試しください!